2003年12月01日
SOCCEREX
先週の金曜日から今日までUAE(アラブ首長国連邦)のドバイへ行っていた。SOCCEREXというカンファレンスに出席するためだ。同時に、FIFAワールドユース選手権の日本対イングランドの試合も観ることができた。
カンファレンス自体は思っていたほどの規模ではなかったが、非常に興味深い内容であった。なかでもクラブの財政問題についてのパートではレアル・マドリッドの副会長であるエミリオ・ブトラゲーニョ氏のプレゼンテーションがあり、世界一と言われるクラブのブランド戦略について詳しく聞くことができた。
そして、日曜日の夜にあったディナーパーティーでは、世界中から集まった多くのサッカー関係者と話すことができた。このことが、このカンファレンスで一番の収穫であった。ひとつ残念だったのは、自分以外に日本、韓国、中国からの出席者がいなかったことだ。必要ないと言われればそれまでかもしれないが、多くの人とネットワークを作ることができただけに、その思いは強い。
また、各国関係者との会話を通じて実感したのは、日本のサッカー界はアジアで間違いなくリーダーであると認識されているということ。日本のサッカー界がこれからアジアのリーダーシップをとっていこうというのであれば、協会やJリーグの関係者がこういう舞台で話をしてもらいたいと思う。
土曜日の日本対イングランド戦は非常に良い試合であった。日本が勝ったことはもちろんだが、スタジアムで地元観衆から『ニッポン・コール』が起こるほど親日的な雰囲気だったのが非常に嬉しかった。はじめはどうしてこのスタジアムがこれほど日本贔屓なのか分からなかったが、日曜日のパーティーの席でUAEの関係者と話して合点がいった。
それはひとえにUAEも日本も同じアジアの国だからだ。理屈ではわかっていても、自分の意識の中では中東はアジアという感覚がなかった。しかし、同じアジアなのだ。非常に失礼な勘違いをしていたと思う。たくさんの日本人が来ていたことにも驚いたが、それ以上にあの親日的な雰囲気というのは大変心地良かった。
関連写真:SOCCEREX, SOCCEREX出席の同級生