2003年12月04日
スタジアムのある暮らし
『International Business of Football』という授業を毎週木曜日受けている。今日のトピックはスタジアムについてであった。
現在イングランドでは、リヴァプールの新スタジアムや新ウェンブリー・スタジアムの建設移転計画といった話題が毎日のように報道されている。
こちらのサッカースタジアムは試合開催だけが目的ではなく、試合のない日にはカンファレンスが行われたり、もちろんレストランも普通に営業しており、グッズショップがスタジアム内にあることも珍しくない。チェルシーのスタジアムに至っては、チェルシー・ヴィレッジというホテルまで併設されている。
先日、CEOとマーケティング&セールス・マネージャーがゲストスピーカーとして講演してくれたノーウィッチ・シティというクラブでは、スタジアム周辺に新しいマンションの建設を計画していた。これはサッカーを中心とした街づくりということになるのだろうか。
こうした動きは地元のコミュニティに対する経済効果も大きく、様々なところでサポーターたちがお金を使っていき、しかも雇用の増加にもつながる。イングランドのスタジアムはクラブ所有のものが多いため、建てた以上はそこからお金を生み出さなければならないのだろう。
マンチェスター・シティのスタジアムに先月訪れたが、あのスタジアムはもともと陸上競技場として作られたものだった。『Common Wealth』という旧イギリス植民地の国々で競われるスポーツ大会のために作られ、当初は市の所有であったが、大会終了後にグランドを掘り下げ、陸上トラックの部分を観客席に作り替えてサッカースタジアムにしたという。そんなことが可能なのである。
駒場競技場もできるんじゃないか。この話を耳にして、そんな風に思った。私が考えるに、3万5千から4万人収容のスタジアムがレッズに最も適した規模ではないだろうか。今の駒場では小さすぎる。事実、観に来れない人たちが非常に多く存在している。かといって、埼玉スタジアムでは観客席が埋まることはまずないだろう。駒場が4万人収容のサッカースタジアムに生まれ変われば素晴らしいだろうな。