2003年12月09日
マンU対シュツットガルト
チャンピオンズリーグ、グループリーグ最終戦のマンチェスター・ユナイテッド対シュツットガルトを観戦してきた。
もう既に両チームとも次のラウンドへの進出を決めているので、それほど盛り上がらないかと思ったが、やはりイングランドとドイツの戦いという点で面白い試合であった。
席はシュツットガルトのサポーター席だったので、試合前からいろいろな体験をさせてもらった。早めに到着したため、オールド・トラフォードのすぐ近くにあるパブでビールでも飲みながら時間を潰そうとドイツ人の友人と店に入ろうとすると、店のバウンサー(警備員)に止められた。「どこから来たんだ」と尋ねられ、友人が「リヴァプールから来たが、俺はドイツ人だ」と答えた。すると、「チケットを見せろ」と言われ、チケットがヴィジターであったために入店できなかった。
スタジアムに入場する際も入念なボディーチェックがあり、5000人近く来ていたと思われるシュツットガルトサポーターたちとともに、30分近く並ばなければならなかった。やっと入れたと思ったら、席がサポーター席の真ん中で、そこにたどり着くのもひと苦労というぐらい多くの人で溢れていた。全席指定のはずなのに通路にも観客がいて、どうも座席数以上の人間がいたような気がする。
そして試合中はもちろん座ることなどできず、立ちっぱなしのうえに周りのサポーターの歌や態度のせいで、ボールを追いかけるのさえ困難な状況だった。後半、2対0とシュツットガルトがリードされると、サポーターたちは試合などお構いなしにユナイテッドサポーターを刺激するような歌やパフォーマンスに集中していた。さすがに、’You'll never walk alone'(リヴァプールのサポーターソング)をシュツットガルトサポーターが大合唱した時には大ブーイングが起きたが。
おまけに隣のドイツ人は前半に失点した際に椅子を蹴っ飛ばし、何かを下のスタンドに投げたせいか、ハーフタイムに警備員にどこかへ連れて行かれ、二度と試合中に戻ってこなかった。試合終了後もホームのサポーターたちがスタジアムから引き上げるのを待ち、ようやく表に出ることができた。
貴重な経験ができたと思う。こういった国際試合をアウェースタンドで観戦したことがなかったので、非常に面白かった。が、非常に疲れた。席を選べるのであれば、もっと落ち着いた席でじっくりと試合が観たいな。