2004年02月13日

正解なき問題

今日は、『Football & Law』の授業の日。主なトピックは、サッカー界での人種差別、性差別、体に障害のある人への差別等。

正直、非常に落ち込んだ日であった。というのは、授業のテーマからも非常に活発な議論が展開されたのだが、話についていくのが精一杯で発言するどころではなかったからだ。法律に関することなので、事前に予習はしていったのだが、議論のテンポと専門用語の解釈などが大きな壁となっていた。私にとっての問題点は、英語の聞き取り能力。そして、法律とイングランドサッカー史の知識。

「コーチング能力に大変優れた有資格者の女性コーチがプレミアリーグのクラブで監督の職を得られなかったのは差別となるか?」というケーススタディーも、思わず選手の視点で考えてしまい、「選手だったら色々とやりにくいだろうな」と考えてしまった。しかし、これは法律の授業。彼女が監督になれなかった理由を突き詰めると、それはやはり女性であるからだ。訴えれば間違いなく勝訴するだろうという結論に至った。

このようなケーススタディーは自分の持っている経験や知識をフルに活用して臨む必要があるが、私は非常に苦手のようだ。他人のせいにはしたくないが、日本の受験システムにも一部原因があるのかもしれない。答えのある問題ばかり解いていたし、必ず解答集に正解が載っていた。そのせいか、こうしたケーススタディーにも思わず正解を求めてしまう。

こうしたことからも、このマスターコースでの経験は自分に大きなインパクトを与えてくれていると実感した。そして同時に落ち込んだ。まだまだ経験、そして知識が足りない。これからさらに人間的に成長することを自分に誓った日であった。

話は変わって、2月11日の日記でこのサイトをご覧いただいている方達にアンケートを実施してみましたが、さっそく多くの方からメールをいただきました。しかも大半の方が、様々な背景やご自分なりの理由を説明してくださいました。まずはこうした方々にお礼を申し上げたいと思います。御協力ありがとうございました。

まだ引き続きメールは寄せられているので、ある程度落ち着いた時点でいただいた全てのメールから統計をとり、このページ上でフィードバックさせてもらいたいと思います。その際に、私なりの意見も述べさせていただければと思います。