2004年07月14日

インテル訪問

インテルが獲得してきたカップやトロフィーの数々生まれて初めてイタリアを訪れた。月曜日に引き続いて修論のインタビューのためにインテルのクラブオフィスを訪問。たった二日間の滞在であったが、非常に楽しむことができた。

マンチェスター空港から飛行機で2時間。非常に近い。ヨーロッパに住むことの醍醐味はこうして気軽にヨーロッパの各都市を訪問し、近いながらも大きく違う文化を体験できる事だと思う。曇り空のリヴァプールから来たせいか、ミラノの暑さはとても心地良く感じられた。

インタビューは今日の昼間、クラブのオフィスで行った。このインテルのクラブオフィスが実に印象的だった。古い建物ということ自体はイングランドでも珍しくはないが、天井がとても高く、壁や天井一面に壁画が描かれており、内装も美しい建物であった。そして、廊下にはクラブが獲得した優勝カップや記念プレートが所狭しと展示されていて、オフィスの一部屋一部屋も趣向を凝らした造りになっていた。オフィスで使われているパソコンが全てiMacだったのも、Macユーザーとしては嬉しかったし、スタイリッシュに映った。これほど美しいオフィスは見たことがない。

マーケティング・ディレクターにインタビューさせてもらったのだが、興味深かったコメントは、「インテル(イタリアンクラブ)にとっての売りは有名選手であり、クラブの歴史であり、何といっても’ファッション性’である」というもの。海外クラブが日本市場を開拓していく際に各クラブごとの’売り’があるはずだが、それがファッション性というのはまさにイタリアならではだと思うし、決して的は外れていない。

日本でのイタリアンブランドの人気はもちろん把握しており、中でも若い女性を意識しているとのことだった。日本のサッカーファンはヨーロッパ各国に比べ、女性の比率がダントツに高い。この特徴をインテルのディレクターは理解しているようだった。マンチェスター・ユナイテッドでミッション・ステイトメントを尋ねた時にもらった答えが「世界一のクラブであること」であったが、対照的で面白い。

インタビューの後、スタジアムへ行き、スタジアムツアーへ参加した。残念ながら、値段の割には「こんなんで終わりかよ」という内容であった。メインスタンドへ行って簡単に説明を受けた後、選手更衣室へ行き、おしまい。ものの30分で終わった。印象的だったのは、やはりスタンドとピッチの間にあるフェンスの存在と更衣室の質素さ。更衣室は大宮サッカー場の更衣室よりも簡素な造りであった。1930年代に作られてから手をつけられていないということだから、納得もいくが。次回訪れる時は試合を観戦したいと思う。

明日はバルセロナへ向かう。どんな話が聞けるのか楽しみである。