2004年11月07日
伸二とロナウジーニョ
NumberPLUSという雑誌を久しぶりに購入した。
というのは、FCバルセロナとロナウジーニョの特集をしていたからだ。今年の7月と9月に行ってきたばかりのバルセロナであったので、もっと詳しく知りたいと思い、読んでみた。
ロナウジーニョという選手は、9月にFCバルセロナの練習風景を観た時に思ったのだが、伸二と同じだなと。何が同じかというと、練習中、いつもボールを触って遊んでいるということ。練習の合間や空いている時間、グラウンドにいる時はいつもボールを使って遊んでいるのである。伸二もグラウンドに出てきてはすぐにボールを蹴り始める。座って話すよりも、ずっとボールを触って遊んでいた。ロナウジーニョもそうだった。生まれながらの“サッカー小僧”なのだなと感心させられた。
もう一つ思い出したことがある。以前、伸二に私の地元の小学生からの質問にメールで答えてもらったことがあった。「サッカーがうまくなるにはどうしたらよいですか?」という質問に、伸二は「ボールを信頼してやること。ボールを信じてやるとボールはそれに応えてくれるよ」と答えた。プロとしてキャリアを終えていた私は、「何でもっと早くその言葉を教えてくれないのか」と思ってしまった。思い起こすと、私はボールを信頼していなかった。「こいつは扱いにくいものだ」と。プロを引退した後に、こんな素晴らしいコーチングを受けるとは思ってもいなかった。
こんな風に短い言葉で子供達にボールの扱い方を指導できる伸二は、おそらく選手を引退後も素晴らしい指導者になるのだろうと今から思う。
伸二がロナウジーニョを超える日もそう遠くはないのかもしれないなと勝手に思う。