2005年03月15日
サッカー界で働くために
最近、スポーツマネジメントについて勉強したいとか、サッカー界で働きたいがどうしたらよいかという問い合わせのメールを受け取ることが多くなった。 先日、順天堂大学で講演した時も書いたが、若い人達の間で感心が高まっている証拠だと思う。
アドバイスといっても、人それぞれ持っている考えや理想というものが違うので一概には何とも言えない。ただ、これだけ言えるのは、サッカー界で働くことを目標にしないでほしいということ。サッカー選手を目指す子供達に話す時、私はよく言うのだけれども、サッカー選手になることを目標にしないでほしいと。どのようなサッカー選手になるかを具体的に思い描いてそれを目指してほしいと言う。代表選手として活躍する選手とか、ヨーロッパのトップリーグでプレイする選手とか、サッカー選手にも様々なレベルがある。そういった中でできるだけ具体的に目標をもってほしいと言っている。
サッカー界で働きたいという若い人々にもこれは言える。サッカー界に入り、どんなことをしたいのか、明確にしておいてほしいと思う。ファンサービスを充実させたいとか、地域と密接な関係を持てるスキームを開発するとか。それこそ、数え切れないくらいの種類の仕事がサッカー界だけでも存在すると思う。そういった具体的な目標を持つためには、現状というものも把握しなければならないし、理想的な姿を思い描くこともできなければならない。
正直、サッカー界というのは、ピッチ上もピッチ外も狭き門である。少々厳しいことを言うようだが、非常に重要なことなので、伝えておきたいと思った。
関連日記:順天堂大学スポーツマネージメント講座