2005年06月03日

イングランドからの来客

午前中、埼玉スタジアムの運営担当者を訪ね、スタジアムが抱えるいろいろな問題・課題や実際に有効活用できそうな部屋やスペースを見せてもらうことができた。私の研究目的であるが、担当者が快く時間を割いてくださり、詳しく本音の部分まで話をしてくれたので非常に勉強になった。

いつも痛感させられるのが、理想と現実のギャップである。“こうすればいいのに”“こうなったらみんな喜ぶのに”という理想をいうのは簡単だが、実際に実行するとなるといくつもの壁があるようである。まずは、現実を把握してそれを整理分析するという作業が今の自分にできることだと思い、今回もいくつかのものを整理することができると思う。

少し話は違うが、今日初めて浦和美園駅からスタジアムまで歩いてみた。今までは関係者なので、車でしか行ったことがなかったが、やはり言われているように結構遠い。蒸し暑かったので、着いたときには大汗をかいていた。ヨーロッパだとあのくらいの距離であれば、クラブの非公式グッズを売る屋台がずーっと続くんだろうななんて思ったりもしていた。その他、サポーターが勝手に作る非公式なマッチデープログラム等も何種類も作られてて、ああいった道の上でサポーター達が勝手に売っている。この非公式なプログラムが結構面白かったりする。サポーターが作るだけに辛辣で厳しい批評が載っていたり、思いっきり選手や監督をこき下ろした文章や漫画が載っていたり、読む人を楽しませてくれる。

こうした意味では、スタジアムまでの道のりもサポーター達が思いのままに楽しむ要素を作り出している。私の知る範囲ではこうした活動は制約を受ける可能性もあると思うが、ひとつのアイデアにはなるのではないだろうか。

午後は、イングランドから来客があった。トランメア・ローバーズというイングランドのリーグワンのクラブでユース育成責任者を務めているグリン・スルモン氏で、私がリヴァプールいる時にお世話になった方である。日本ではいくつかのクラブを訪問し、研修させてもらっているそうで、今日から3日間はレッズの試合や施設を見学することとなっている。

トランメアというクラブはリヴァプールのマージー川対岸にあるウィラルという地域にあるクラブで、リヴァプールやエヴァトンに比べればかなり小さなクラブとなる。しかし、ここのアカデミー(ユース育成機関)は毎年何人もトップチームに送り出していて、イングランドでもベストなアカデミーのひとつと言われている。そのアカデミーの責任者が今回日本へ来ている方である。

今日は大原の練習場でトップチームの練習を見学し、その後、森GMに少しお時間を頂き、彼からの質問に答えてもらった。その後、鰻を食べに連れて行き、Urawa Pointで軽く飲んで帰った。明日は埼玉スタジアムでのナビスコカップ観戦である。

彼が少しでも多くのものを持ち帰ってくれることを願う。

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