2005年11月14日
日本初の“キャリアアスリート”
以前、この日記でも紹介したが、大学時代の同級生がこの度司法試験に合格した。もうマスコミにもたくさん出ていて、時の人となっているので隠す必要もないが、八十さんは神戸大学のサッカー部では同期で彼がキャプテンを務めていた。彼は一浪しており、歳が私よりも一つ上なので、いつも「八十さん」と呼んでいたが、控えめ過ぎるほどの性格は誰かれも好かれ、キャプテンとしてみんなの信頼を得ていた。
彼の優しすぎる性格はプロの世界には向かなかったのかもしれないが、仕事を続けながらプレーも続け、引退したのは私と同じ時期(2001年)である。同じタイミングでセカンドキャリアをスタートしただけに、この短期間で偉業を成し遂げた八十さんを尊敬するし、改めて自分も頑張らないといけないと勇気をもらえた。
恐らく、今は素晴らしい結果だけが注目され、「もともと頭が良かったんだ」なんていう片づけられ方をされがちだが、決してそれだけではない。社員選手としてプレーを続け、引退して会社を辞めた時の彼や彼の家族の不安、試験に向かって勉強している時の苦悩は、想像することさえできない。人当たりの良さや、優しさからは伺いしれない、彼の芯の強さや目標を設定してからの推進力は常人のレベルにはないと思うし、何よりも、頭が良いだけで司法試験に受かるはずがない。
今日は、マスコミ各社から「八十さんに取材がしたいから取り次いでくれ」という電話がいくつか入り、明日にはメディアにたくさん出ることになるのだろう。
このメディアの注目度を大学の同級生達にメールしたところ、彼の事をよく知っている友人からこんなメールがきた。「なんかマスコミって感じやな。ええ時だけ食いついてきて!」マスコミを批判しているのではなく、それだけ八十さんが苦労していたという事を教えてくれている。
日本初の“キャリアアスリート”に万歳!
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