VOTES考察 - Vol. 1

浦和レッズのホームスタジアムについて

2月11日の日記で駒場競技場と埼玉スタジアムに関する意見を募りましたが、まずは今回のアンケートを実施した理由を説明させてもらいたいと思います。今月上旬に埼玉スタジアムの活用の件で田口埼玉県県会議員がイングランドへ視察に訪れました(2月10日の日記参照)。その際に様々な意見交換をすることができたのですが、サポーターの皆さんはどう思っているのだろうという疑問を持ちました。そこでホームページを利用して意見を聞いてみようと思ったのです。

アンケート結果は右のグラフのようになったわけですが、非公開を条件にメールで意見を募ったにもかかわらず、予想以上に興味深い意見が寄せられたので、送信者の方の許可を得てこの場で紹介させていただくことにしました。

自分はクラブには採算性を最大限考慮してもらいたいと思っています。現時点では土日の人気クラブとのリーグ戦:埼スタ、平日・不人気クラブとの対戦・カップ戦:駒場というほぼ現状で良いかと

この言葉がサポーターからのものであるということに驚きと感動を覚えます。クラブを長い目で見て、現在の多少の不満も将来の成功のためであればいとわないという姿勢がうかがえます。このような意見は他にもたくさんいただきました。

駒場スタジアムは帰る場所、埼玉スタジアムは出かけていく場所
たしか、スペインではスタジアムを”CASA=家”と呼ぶようにスタジアムに来る事で”安心”や”親しみ”を感じる人も多いのではないでしょうか?

駒場スタジアムがサポーターにとっての‘家’のようなものだという言葉には感慨深い響きがあります。

駒場競技場ブランドは浦和レッズブランドを支えているとも言えるでしょう。駒場競技場のブランドバリューは浦和レッズブランドを構成する重要なブランド資産のひとつです。(中略)浦和の人が浦和という土地ブランドにどれだけこだわりをもっているか、そのようなブランドバリューも実は駒場ブランドの原資になっていると思われます。埼玉でも、さいたまでもなく、浦和なのです。(浦和ってつくだけで資産価値あがります)

私の懸念している部分はまさしくこのコメントに現れています。現在間違いなく駒場競技場は浦和レッズの一部なのです。

かつての一選手としての意見を言わせてもらうと、どちらもプレーする上でのやり易さ、やりづらさなどはありません。ただ、実感として埼玉スタジアムはホームという感じがしないのではないかと思われます。それも、試合数を重ねていけば変わっていくのでしょうが。

そして、埼玉スタジアムのメリットは国際試合が行えるということです。これからアジアを見据えていこうとすれば、代表の試合が行われるスタジアムがホームスタジアムであるということは、大きなメリットとなると思います。現状をまとめてみると以下のようになるのではないでしょうか。

埼玉スタジアムはさいたま市(旧浦和市)に存在し、サッカー専用スタジアムであり、サッカー以外の用途が見つからずに困っている

駒場スタジアムの収容人数では、もはやサポーターの要望に応えきれなくなっている

多くのサポーターが駒場スタジアムをホームスタジアムとして認識し、愛着をもっている

両スタジアム共に一長一短である

さて、ここで私の個人的な意見を述べさせてもらいます。以前、日記にも書きましたが、理想としては駒場を改修して3万5千から4万人収容のサッカー専用スタジアムにし、駒場競技場の周りを全てレッズの施設にしてしまうことです。