VOTES考察 - Vol. 2
まずは、多くの方にこのアンケートへご協力して頂いたことを感謝したいと思います。
今回のアンケートの主な目的は、このウェブサイトを訪れる方々のバックグランドを少しでも知るということでした。レッズのサポーター以外の方もこのサイトを訪れてくれていますが、限りなく少数派だと思われるので今回は全ての人がレッズのサポーターであるという前提の元に質問を設定しました。
そして、このサイトは私の個人サイトであり、私のことを知っているサポーターが主に訪れているという予想から、ここ数年のうちにレッズサポーターになった方々はあまり訪れてはいないだろうと思われます。さらに、このようなサイトを訪れる方は、やはりサポーターの中でもコアな層で非常に熱心な方々だと私は予想しています。この傾向は多少アンケート結果にも反映されているので、その点は考慮に入れておく必要があると思います。
予想していた通り、5年以上のサポート歴を持つ方が8割を超えていました。そして、10年以上という方が6割近く。ということは、Jリーグ開幕と同時に、もしくはそれ以前からサポートされている方が過半数を占めているということです。
サッカーファンの特徴のひとつとして、サポートするチームを変えることはほとんどないということが挙げられます。特にイングランドでは(他のヨーロッパ諸国でも同じだと思われますが)、人生においてサポートするチームを変えるなどということはまず考えられないようです。ロイヤルティ(忠誠心)という言葉でこうした人々のサッカークラブに対する姿勢は表現されますが、日本でもそれは共通しているようです。
そして、5年未満のサポート歴の割合が1割以下。これも予想された通りですが、少し残念な気もします。というのは、ワールドカップ効果により新たにレッズサポーターになった方々がもう少しいても良いかと思われたのですが、まだまだ努力の余地はあるようです。
浦和レッズのように地元を中心にしっかりとしたサポーターの基盤がすでに存在しているクラブは、この先ゆっくりではあると思いますが自然発生的にサポーターが増加していくことも考えられます。そして、なんといっても昨年始まったハートフルクラブの活動がこの先レッズの将来を確かなものにしてくれることは間違いないと思います。一度子供たちの心をつかんだら、彼らは一生レッズを応援してくれることでしょう。
しかし、Jリーグというベースで考えると、新たにサポーターを獲得することが必須条件であるクラブが多数存在します。レッズのようなクラブでさえ、新規のサポーターを獲得することは難しいことであり、数字で把握することは今のところ困難です。
もう一つの発見は、埼玉県以外にもたくさんのサポーターが存在しているということです。メールでサポーターになったきっかけを説明してくれた方の中に、埼玉県外に在住の方が多くいらっしゃいました。もちろん、地元が一番重要で優先すべきエリアですが、こういった遠隔地に住んでいるサポーターのことも考慮に入れたクラブ運営も必要であると思われます。
最後に、サッカークラブは“おらが街のクラブ”でなくてはなりません。レッズはファンベースという基盤はしっかりと定着していますが、次の課題は埼玉出身のスターを輩出することではないでしょうか。ハートフルクラブは着実に街に浸透していっています。次はレッズユースだけではなく、地元の中学、高校のチームと連携をとり、若い人材を育て上げていくことが必要だと私は思います。
というのは、まだまだ高校サッカーの指導者の能力、そして選手の能力はJクラブの下部組織にひけをとらないものであり、事実毎年Jクラブに入団してくる選手の過半数は高校のチームからです。このことは埼玉県にも言えることでありますが、残念ながらここ数年埼玉出身でレッズで活躍している選手はごくわずかです。
結論
1. 新規サポーター獲得
2. レッズが全国区であるという認識に基づいたクラブ運営
3. 地元出身のスター選手育成とそのためのシステム構築
4. コアなサポーターの期待の分析とそれを満たす戦術
今回のアンケート結果から今後のクラブ運営の課題としてこれらの重要性を考えました。何かお気づきの点やご意見がありましたら、是非ともメールをお寄せください。
次のアンケートは4月1日から実施予定です。