FIMBA通信号外 - Vol. 2

FIMBAのクラスメイト=世界中から集まったサッカーバカ

好きがたたってここまで来てしまったクラスメイト達とここリヴァプールはすっかり冷え込んできて、冬の到来を感じます。先週、少しですが早くも雪が降りました。街はもうすっかりクリスマス気分で、デパートのショーウインドウはとても綺麗に飾り付けされており、商店街(懐かしい響きです)もライトアップされたり、巨大なクリスマスツリーが出現したりと、さすがにこちらのクリスマスは本気です。

今回は我がリヴァプール大学フットボール・インダストリーズ・MBA(FIMBA)のクラスメイトについて、紹介したいと思います。今年度の全生徒数は21名(そのうち女性は4名)です。昨年度は35名ほどだったと聞いていますので、生徒数は減ったことになります。年齢構成としては、20代前半が4人、35歳以上が3人、残りが30歳前後で、平均年齢は28歳か29歳ぐらいでしょう。一番若い生徒が21歳、一番年上が40代中盤です。また、今年からパートタイムMBAもスタートしました。

前回のコラムでも書かせてもらいましたが、生徒達はまさに世界中から集まってきています。生徒の国籍を紹介しますと、イギリス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、ガーナ、カナダ、メキシコ、アメリカ、トリニダード・トバコ、ブラジル、中国、韓国、そして日本と、オセアニアを除く全地域から集まってきていることになります。彼らから聞ける現地の情報は非常に面白いだけでなく、生きた教科書として授業などでもとても役に立っています。ちなみに来年のコンフェデレーションカップで同じ予選グループになった国全てのクラスメイトがいるので、どうなることやら、今からとても楽しみです。

彼らのバックグランドも様々です。彼らの前職をざっと挙げると、弁護士、検察官、銀行員、ジャーナリスト、TVコメンテーター、会計士など多岐に渡っています。フットボールビジネス界で働いた経験がある生徒は誰もいません。もし、FIMBA出願を考慮していて、フットボールビジネス界での経験の有無を気になさっている方がいらっしゃったら、それは本コース入学に関しては、全く関係ないと言い切れます。勿論、サッカーの知識がないと、入学後授業やクラスメイトとの会話についていけない危険性はありますが(そうでなくても英語なので付いていくのがやっとですが)。

皆に共通している点は本当にフットボールが大好きだ、ということです。好きがたたってここまで来てしまった、という感じです。ですから、みんなのフットボールに対する情熱は並大抵のものでないですし、話し始めると本当に止まりません。先週始まった『International Business of Football』という授業でも、先生より生徒が話している時間のほうが長いぐらいで、まさに"サッカーバカ世界選抜"といった様相を呈しております。

また、皆一人暮らし、あるいはパートナーと二人暮らし、という生徒ばかりなので、しょっちゅう集まってはイギリス文化を体験しています(パブに入り浸っている、という表現の仕方もできます)。異国の地で、授業や課題に追われ、寂しさやプレッシャーに苛まされながら、仲間同士助け合いながらみんな頑張っています。この関係はきっと卒業した後も同じ釜の飯を食った仲間として長く太く続いていくことでしょう。

以上、今回はFIMBAの愉快な仲間達を紹介しました。第一セメスターも後半に入り、ついに先週からフットボールビジネスモジュールが始まり、楽しくなってきました。また、今週木曜日からはフットボールカンファレンス参加の為ドバイに行く予定です。ということで、次回は実際の授業内容についてご紹介したいと思います。


藤原 兼蔵(ふじわら けんぞう)藤原 兼蔵(ふじわら けんぞう)

1974年6月20日生まれ、東京都出身。都立駒場高校、東京学芸大学にてサッカー部所属。大学卒業後、仕事のかたわら駒場高校でコーチとして後輩の指導に携る。

2004年9月よりリヴァプール大学フットボール・インダストリーズ・MBA在籍中。

日本サッカー協会公認C級ライセンス保持。

個人サイト: KENZO−FIMBA通信