FIMBA通信号外 - Vol. 3

リヴァプールという街

雲の切れ間からのぞく美しい夕日みなさん、ご無沙汰しております。ようやく試験も終わり、一段落。やはり英語で受ける試験は慣れていないせいもあって、とても難しく感じました。でももう終わったこと、忘れましょう!

今回はリヴァプールの街について簡単にご紹介したいと思います。リヴァプールは日本での印象と違って意外と小さい街です。いわゆるシティセンターという街の中心街は端から端まで歩いて10分ぐらいという小ささです。主だった産業も今は無く、観光業と学生で持っていると言っても過言ではないでしょう。日本にいた時は、リヴァプールはロンドンの次ぐらいに大きいと思っていたので、実際に来て見て驚きました。恐らく、ビートルズやリヴァプールFCのお陰で日本での知名度が高いのでしょう。

特徴は、一言で言うと「サッカーどころ」といった感じでしょうか。事実、この街の大きさでビッククラブと言えるクラブが2つもあり(リヴァプールFCとエヴァトン)、そのほかにもトランメアというプロクラブ(現在は3部リーグに所属)というのは驚きですし、また沢山の名選手(ルーニー、ジェラード、オーウェン、マクマナマンなど)を排出しています。更に驚きなのは街でサッカーシャツを普通に街着として着ている人の多さ。マッチデイでもないのにみんな着てます。割合としてはリヴァプール、エヴァトンとも五分五分といったところ。地元の両チームの人気は互角と言えます。

特にタクシーの運転手さんは必ずどちらかのファンです。この間リヴァプールのトップチームの練習場、メルウッドを視察した帰りのタクシーの運転手さんは「青い方」(エヴァトンファン)。「俺らのスタジアム、見ていかないか?」と執拗に誘われましたが、丁重にお断りしておきました。また、アンフィールドに試合を見に行く際に乗ったタクシーの運転手さんが異常に機嫌が悪く、「彼はエヴァトニアンだった」という意見で全員一致しました。

この2チームはご他聞にもれず、仲が悪いです。今回、リヴァプールFCが新しいスタジアムを建設することが決定したのですが、その際もスタジアムシェアについてははっきりとお互いNOでした。リヴァプール市としては、予算の関係上も、スタジアムシェアを希望していたようで、新聞にもそのような報道がありましたが、リヴァプールFC関係者に聞いたところ、「最初から両方ともシェアする気は全くなかった」と言っていました。

僕自身はどちらかというとリヴァプールFCファンです。というのも、FIMBAがリヴァプールFCにとてもお世話になっているからです。CEOの方がセレモニーにもいらしてくださったし、今までに沢山の方がゲストスピーカーとして来てくださいました。そして皆さんとても良い方ばかりで、それが大きな理由でリヴァプールFCサポーターになってしまった、と言えます。以上、簡単ではありましたが、リヴァプールの街、そしてクラブについてご紹介しました。次回はそのリヴァプールFCについて、もう少し詳細にご報告したいと思います。

PS 天気は基本的に悪いですが、その分晴れたときの夕焼けは最高に綺麗です。


藤原 兼蔵(ふじわら けんぞう)藤原 兼蔵(ふじわら けんぞう)

1974年6月20日生まれ、東京都出身。都立駒場高校、東京学芸大学にてサッカー部所属。大学卒業後、仕事のかたわら駒場高校でコーチとして後輩の指導に携る。

2004年9月よりリヴァプール大学フットボール・インダストリーズ・MBA在籍中。

日本サッカー協会公認C級ライセンス保持。

個人サイト: KENZO−FIMBA通信