G-JAMPS日記 from Bonn - Vol.20

2006年6月11日(日)

目が回るように忙しい一日でした。朝から続々と日本からの訪問客が訪れます。ほとんどの日本人がユニフォームに身を包み、期待に胸を膨らませています。いつもなら配布するブルーフラッグは先着順なのですが、今日は大判振る舞い。明日の試合を前に、全員にお渡しします。ドイツのお客さまも多かったです。嬉しかったのは、自分のお店や家の前にフラッグを掲げたいから貰いにに来ましたたという方がけっこういらしたこと。ボンの街が、どんどんブルーに染まり始めています。

考えさせられたのは、日本人のマナーです。G-JAMPSの入り口近いコーナーでブルーフラッグを配布しているのですが、お渡ししてありがとうと言ってくださるのは20人に一人ほど。ボランティアの方々は「ブルーフラッグ配布しています。お持ちですか?」と声をかけてながら手渡ししているのですが、なかにはさっと無言でとっていく方がけっこうおられます。「コレ」と単語しか話されない方、無言の方もお大勢いらっしゃいます。お子さんに渡しても、ご両親が無言も場合も多々ありました。わたしたちは決してお礼を言って欲しい訳ではありません。ただちょっと寂しくて悲しいのです。

もちろん、ありがとうと声をかけてくださり、ボランティアやスタッフを丁寧にねぎらってくださる日本人も大勢いらっしゃいます。ですが、そういう方々がおられるだけに、対比が大きく感じられるのです。海外に暮らしていると、「日本人は礼儀正しい素敵な民族だ」とよく言われます。それなのに。。。。ドイツの方々はほとんど全員が、小さな子供も含めて「ダンケーシェン(ありがとう)」と言ってくださっている事実が重いです。

うまごえ 尚子(うまごえ なおこ)うまごえ 尚子
鹿児島県出身。
コピーライター、雑誌編集者を経て、2004年に渡英。2005年12月にリヴァプール大学院 Football Industries MBAを修了。2006年末に帰国。現在、清水エスパルス広報勤務。
サッカー文化普及のためだけでなく、編集者としても活動。The Golden Eggsの英語本(宝島社)、「ひとりセラピー」(カンゼン社)などの構成、編集、執筆にもかかわる。 鹿児島のリージョナル誌LEAPにサッカーコラムを連載中。
連絡先: vivanaoko@hotmail.com