G-JAMPS日記 from Bonn - Vol.29
2006年6月21日
昨日の2500余人には及ばないとはいえ、今日も2000人以上の方がご来館くださった一日でした。今日の特徴は団体で訪れる方々の多さです。大型バスがひっきりなしに到着します。昨日は個人で行動されるサポーターの方々が多かったのですが、今日はほとんどが団体の方々。うまく表現できないのですが、そこには歴然と「温度差」があります。強いて言えば、団体行動をされる方は、依存性が強いと言えるのかもしれません。G−JAMPSではブルーフラッグをお配りしているのですが、相対的に、団体でいらした方ほどフラッグを受け取る際の「無言率」が高いのです。これっていったい何なのでしょう。「コレ」と単語だけを発する人。無言でフラッグを持っていかれる方、もっと頂戴とおっしゃる方。日本人って「ポライト」じゃなかったの? と感じることがとても多いのです。これは「悲しい現実」です。もちろん、「ありがとうね」「お疲れ様」とねぎらってくださる方も多いです。その一言で救われる。言葉の重みを実に実に感じます。そしてそれをいつのまにか「忘れてしまった日本人」に危機感を覚えてしまうのです。
西洋社会は「言葉で表現する世界」です。「あうんの呼吸」で対応する日本とは異なります。文化の違いが「壁」と作っているとしたら、こんなに悲しくて無駄なことがあるでしょうか。 21世紀はそれまでとは違うステップを踏むことを祈るのみです。
スポーツと音楽と芸術に言葉は要らないといいます。サッカーが世界の人を結び、このG−JAMPSがボンの人々と日本を結ぶきっかけになってくれたら、こんなに嬉しいことはないでしょう。
うまごえ 尚子(うまごえ なおこ)
鹿児島県出身。
コピーライター、雑誌編集者を経て、2004年に渡英。2005年12月にリヴァプール大学院 Football Industries MBAを修了。2006年末に帰国。現在、清水エスパルス広報勤務。
サッカー文化普及のためだけでなく、編集者としても活動。The Golden Eggsの英語本(宝島社)、「ひとりセラピー」(カンゼン社)などの構成、編集、執筆にもかかわる。 鹿児島のリージョナル誌LEAPにサッカーコラムを連載中。
連絡先: vivanaoko@hotmail.com
鹿児島県出身。
コピーライター、雑誌編集者を経て、2004年に渡英。2005年12月にリヴァプール大学院 Football Industries MBAを修了。2006年末に帰国。現在、清水エスパルス広報勤務。
サッカー文化普及のためだけでなく、編集者としても活動。The Golden Eggsの英語本(宝島社)、「ひとりセラピー」(カンゼン社)などの構成、編集、執筆にもかかわる。 鹿児島のリージョナル誌LEAPにサッカーコラムを連載中。
連絡先: vivanaoko@hotmail.com